ChatGPTを使った文書かどうかわかるの?
上智大学がホームページで、「リアクションペーパー、レポート、小論文、学位論文等の課題への取り組みにおいて、ChatGPT 等の AI チャットボットが生成した文章、プログラムソースコード、計算結果等は本人が作成したものではないので、使用を認めない。」(引用)という対応方針を発表しました。
上智大学の方針は、提供されたリンクから確認することができます。https://piloti.sophia.ac.jp/jpn/article/news/general/chatgpt/
ChatGPTなどのAIは非常に便利ですが、大学のレポートなどに使うのは確かに良くないと私は思います。あれ?そもそも、ChatGPTで作った文章かどうか判別できるのかな?
ChatGPTで作成されたテキストかどうか判別できるらしい
「ChatGPTで作成されたテキストかどうか判別できるの?」とChatGPTに聞いてみました。
その答えは・・・
はい、ChatGPTで作成された文章かどうかを判別する技術が存在します。OpenAIが公式に提供している「AI classifier」というツールを使うことで、ChatGPTを含むあらゆるAIが生成した文章を学習し、入力された文章がAIによって作られたものかどうかを確認・判断することができます。
かなり自信を持って「確認・判断できます」と言っていますが、大丈夫でしょうか?
「AI classifier」というツールを使ってテストしてみた
以下は、先日ブログでアップした「初めてChatGPTで『坂本龍馬という平社員』という小説を書いてみた【パート2】」の文章をAIテキスト分類機「AI classifier」に貼り付けてテストした結果です。
私がこの小説のタイトルやテーマ、あらすじ、登場人物などを設定したからなのか、細かいところをちょっと変更したからなのか・・・、いずれにしても「AIによって作成された可能性が非常に低いとみなします」という結果が出ました。AI classifierに勝った!と喜ぶべきなのかもしれませんが、個人的には傷つきました。頭が悪い文章だったのかなあ(ショック!)・・・気を取り直して。
現在の制限というところにも書かれているように、実はこのAI classifierはまだまだ開発が進められている段階で、英語以外のテキストには不向きだとのことです。
この件についてもっと知りたい人におすすめのyoutube動画
AI classifierのテストについてはヤマタケ大先生がこのような動画で詳細に解説してくださっています。とてもためになるので、ぜひ併せてご覧ください。
ヤマタケ大先生のyoutubeページ https://www.youtube.com/@gas_seo
ChatGPTにAI classifierのことをさらに突っ込んで聞いてみた
AI classifierについて一番詳しいのはやっぱりChatGPT大先生!詳しく聞いてみました。
以下ChatGPT談
皆さんは、AIが生成した文章を見分ける方法を知っていますか?近年、AI技術の発展により、文章生成ツールがどんどん進化しています。その中で、OpenAIが開発したChatGPTは、特に高い文章生成能力を持っていると評価されています。しかし、それと同時に、AIが生成した文章を人間が書いたものと見分けることが難しくなってきています。
そんな中、OpenAIが公式に提供している「AI classifier」というツールが登場しました。このツールは、ChatGPTを含むあらゆるAIが生成した文章を学習し、入力された文章がAIによって作られたものかどうかを確認・判断することができるのです。
では、どのようにして「AI classifier」を使うのでしょうか?まずは、以下の公式サイトにアクセスしましょう。
(ChatGPTのアカウントを持っている人なら簡単に入れます)
次に、文章を入力して判別を行います。これにより、簡単にAIが生成した文章かどうかが判断できます。
AI技術の進化によって、私たちの生活はますます便利になっていますが、同時に、その技術を正しく理解し、適切に活用することが求められています。「AI classifier」を使って、AIが生成した文章を見分けることができれば、情報の正確性や信頼性を確保する上で役立ちます。
皆さんもぜひ、「AI classifier」を活用して、AIが生成した文章を見分ける方法を身につけてください。
まとめ
以上、ChatGPTで作成した文書かどうか判別できるっぽい!と言うことができるみたいです。
AIが進化していく中で、AI生成の文章を見分ける技術も同時に発展していくことでしょう。今後のAI classifierのアップデートや、さらなる機能追加にも期待が持たれます。また、教育機関や企業などでのAIの利用についても、適切なルールが整備されていくことが求められます。
今後のAI技術の発展が、私たちの生活や文化にどのような影響を与えるのか、興味深い時代が訪れています。私たち一人一人が、AIと向き合いながら、その利点を最大限に活用し、同時に適切なルールやマナーを守ることで、より良い未来を築いていくことができるでしょう。
私もこのブログで、大部分をChatGPTに頼っています。もしかすると、既にGoogleに見つかっていて、検索結果に表示されないという悲しい現実を、今まで知らなかっただけかもしれません。皆さんは、ChatGPTで作成した文章がばれたら困ることがありますか?愛の告白には、使わないほうが良いでしょうね。バレたら大変です。
※1この挿絵は私がイメージした画像をChatGPTに伝えて英語で描画するように指示(※2)し、生成された英文を bing image create のプロンプトに張り付けて作成しています。
※2ChatGPTへの指示は「3dアニメのメルヘンタッチで、優しい表情の学校のおじいちゃん先生が生徒たちを見守る情景を英語で描写してください」です。
※3 AI classifier を厳しい監視ロボットととらえるのではなく、やさしく見守るおじいちゃん先生のような存在に見立ててイメージしてみました。
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