初めてChatGPTで『坂本龍馬という平社員』という小説を書いてみた【パート2】

初めてChatGPTで『坂本龍馬という平社員』という小説を書いてみた【パート2】 chatGPT
初めてChatGPTで『坂本龍馬という平社員』という小説を書いてみた【パート2】

※このブログ記事はシリーズでお贈りしております。よろしければ【パート1】からお読みいただけると嬉しいです。

【パート1】の設定を基本として、チャットGPTに小説を執筆してもらいました。様々なプロントを調整しましたが、上手くいかない部分もあり、何度も試行錯誤を重ねました。各章ごとに執筆してもらう計画でしたが、途中からストーリーが変わってしまい、最終的には一度に全てを書いてもらうことにしました。

正直、あらすじプラスαとった内容となってしまいました。まあこれも学び。期待せず、あくまでもお時間がある人だけお読みください(笑)

プロンプト(ChatGPTへの私の指示)1:この小説の 「はじめに」を書いてください。

はじめに

本作品は、個々の人間が持つ本質と、それがどのように時代や環境に影響されるかを描いた物語です。主人公の青井聡は、歴史が好きであり、坂本龍馬を尊敬しています。そして、人を観察するうちに、その人が誰の生まれ変わりかを見分ける特殊能力を持っています。彼が入社した会社では、坂本龍馬の生まれ変わりと見られる相羽理生と出会い、彼がどのように生きるかを見届けることになります。

本作品では、個人としての能力や本質が、どのように社会に影響を与えるかが描かれます。また、時代が変わる中で、会社や仕事、家族や友人関係がどのように変化していくのかも描かれています。ぜひ、この物語を通して、自分自身や周囲の人々について考えてみてください。

プロンプト1 ChatGPT への私の指示:あなたは直木賞を受賞した小説家です。 下記の内容を基に10000文字程度の小説を書いてください。

【第一章:新入社員・青井聡】

僕、青井聡は2023年4月、地元の高校を卒業したばかりで、大学には行かず、父親のコネで株式会社いちは通商に入社した新入社員だ。スポーツも勉強もそこそこだが、歴史が好きで、特に坂本龍馬がお気に入りの人物である。僕の愛読書は司馬遼太郎の『竜馬がゆく』だ。そして僕にはもうひとつ秘密がある。人を観察するうちに、その人が誰の生まれ変わりかわかる特殊能力があるのだ。

入社当初、社内の雰囲気は非常に明るく、業績もまずまずの黒字を出している。零細企業ではあるが、社員にとって決して倒産など考えられない状態だ。僕はしばらく社長・一谷肇をはじめ、部長・井森順二、同僚の山田博や木下悟、伊藤誠二、そして社長の息子である悠太とも仲良くやっていた。恋もあり、飲み会もあり、幸せな日常を過ごしていた。

【第二章:坂本龍馬の生まれ変わり】

会社に入社してしばらくすると、2年先輩の社員、相羽理生が坂本龍馬の生まれ変わりだとわかる。しかし、相羽にはその資質や素養が全く伺い知れない。彼は地味で目立たない存在だった。

そんなある日、僕は相羽理生に声をかけてみることにした。

「理生さん、実は僕、人が誰の生まれ変わりかわかる特殊能力があるんです。」

「ふーん、それで?」

「実は、理生さんが坂本龍馬の生まれ変わりだってわかっちゃって…」

相羽は一瞬驚いた表情を浮かべたが、すぐに苦笑いを浮かべて言った。

「それは面白い能力だね。でも僕には龍馬のような才能はないよ。」

【第三章:時代の変化】

一方、時代は人工知能の爆発的な発展により、日本企業が大きく後れを取り、大不況に見舞われる。企業も従業員もその渦に巻き込まれ、各社の企業業績に大きな差が生まれ、倒産、廃業、リストラにより多くの従業員が失業していく。いちは通商も例外ではなく、業績が悪化していった。

ある日、社長・一谷肇が急逝し、悠太は若くして会社を継ぐことになる。苦しみながらも社員たちを守りたいという一心で、悠太は会社を立て直そうと奮闘する。しかし、うまくいかない。沈みゆく船の船長として、彼にできることは何だろうか?

【第四章:危機に立ち向かう】

会社に突然訪れた大きな危機に、僕や悠太をはじめとする社員たちは立ち向かわねばならなくなる。それは、外部からの競合企業の買収や業界全体の厳しい状況が影響して、会社の存続が危ぶまれる事態だった。

「皆、団結しよう。私たちにできることを全力でやるんだ。」

悠太の言葉に、社員たちは元気を取り戻し、それぞれが持っているスキルや知識を駆使して戦う。

【第五章:理生の活躍】

その中で、意外な形で理生が活躍することになる。ある日、彼は社内で偶然見つけた古い資料をもとに、会社の経営改善のヒントを見つけ出す。それは、かつて坂本龍馬が時代の変革に貢献したような、斬新なアイデアだった。

理生はそのアイデアを悠太や僕たちに提案し、皆の協力を得て実行に移す。その結果、会社は危機を乗り越え、新たな道を切り拓くことができる。

最初は信じがたかった僕も、次第に理生の中に龍馬の精神を見出すようになる。そして、僕自身も理生から多くのことを学び、人間として成長していく。

【終章:新たな道】

株式会社いちは通商は危機を乗り越え、従業員たちの努力や団結によって新たな道を切り開いた。それは、相羽理生の龍馬の生まれ変わりという特殊な力が、彼自身だけでなく周囲の人たちにも影響を与え、みんなが一致団結して前進する力になったのである。

「理生、おかげで会社が助かったよ。これからもよろしく頼むよ。」

悠太は、感謝の気持ちを込めて理生に言葉をかける。理生は照れながらも、笑顔でうなずいた。

そして僕は、龍馬の精神を受け継ぐ理生とともに、これからも彼らの会社と未来を築いていくことを誓った。

「皆、これからも一緒に頑張ろう!」

僕の言葉に、社員たちは大きくうなずいて、新たなチャレンジへと向かっていくのだった。

プロンプト3 ChatGPT への私の指示:この小説のあとがきを書いてください。

あとがき

この度は、私の小説「坂本龍馬という平社員」をお読みいただき、誠にありがとうございます。

本作品を書くにあたって、私は現代社会における企業と個々の人間の役割について考えるきっかけとなりました。また、偉人の生まれ変わりであっても、時代や環境によって生き方が変わること、そしてどのように生きたいかによって人生が決まるというテーマを探求しました。

本作品の舞台は、現代の日本企業で、主人公の青井聡が偶然、龍馬の生まれ変わりであると分かる相羽理生と出会い、共に会社の危機を乗り越える物語です。現代社会においても、龍馬のような人物が時代を変える力を持っていることを示すことができればと思いました。

また、本作品では登場人物たちが団結し、それぞれが持っているスキルや知識を駆使して戦う様子を描きました。これは、私たち一人ひとりが困難な状況に直面したときにも、自分自身の力を信じて前進することが大切であるというメッセージを伝えたかったからです。

執筆の過程で、私自身も龍馬の精神に触れることができ、新たな発見がたくさんありました。そして、その結果として、この小説が読者の皆様にも何かしらのインスピレーションを与えることができれば幸いです。

最後になりますが、本作品を楽しんでいただけたら幸いです。そして、どんな時代でも、自分自身の力を信じて前進することが大切であることを、皆様にも感じていただけることを願っています。

今回の小説について私が思ったこと

どうでしたか?突っ込みどころ満載ですよね。「とにかく短い」「肝心なところが詳しく書けてない」「まえがき・あとがきだけ立派」・・・言いたいことは山々あります。

まあ、いろんな方がChatGPTに小説を書かせた感想を言っています。「上手くいかなかった」、「ストーリーが途中でおかしくなった」、「支離滅裂で小説は無理」などなど。私自身もこれを承知の上で試してみました。確かに一筋縄ではいきませんね。

しかし、プロンプトで極めてシンプルに「条件を基に小説を書いてください」と指示したものは、ある程度物語として成立しているものが多かった印象です。さらっとすっ飛ばされてしまった大事なエピソードをさらにChatGPTに深掘りしてもらい修正していけば、もっといい内容に進化していく可能性もあります。(この小説は10回ほどの試行の中で比較的読めるものを選んでいます。)

このシリーズは引き続き充実させていく予定です。時間が許す限り次回もお楽しみにしていただければ幸いです。

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